BTC保有率 ここ4ヶ月で小口が激減 大口に流れる!?

BTC保有率 ここ4ヶ月で小口が激減 大口に流れる!?

コンセンサス2018が閉幕しました。期待されていた程の上昇効果はなく、最終的に下落傾向に落ち着くことになりました。

開幕前に落として開幕と同時に戻す。しばらく95-97のレンジで2日目が始まってから小1時間で再び下落、今後は2段階、最後は最終日の開幕で再び下落、その後ジワジワ戻して現在に至る。

今回の特徴としては、期待に反した動きを見せたというところでは無いでしょうか。

昨年のコンセンサス2017開幕時点のビットコイン(BTC)の時価総額が33,191,278,388USD、発行枚数が約1634万枚

今年のコンセンサス2018開幕時点のBTCの時価総額が148,088,985,613USD。発行枚数が約1703万枚。時価総額でおよそ4.46倍ですが、枚数でいうと約1.042倍。枚数については時価総額を値段で割った算出。

枚数が1.042倍なのに時価総額が4.46倍ってことはそれだけ多くの資金が流入したってことなんでしょう。だがしかし!ここ最近の相場下落でその内容に変化が見られます。

Bitcoin distribution
Balance Addresses % Addresses (Total) Coins $USD % Coins (Total)
0 – 0.001 10812287 49.07% (100%) 2,153 BTC 18,059,010 USD 0.01% (100%)
0.001 – 0.01 5010053 22.74% (50.93%) 20,709 BTC 173,718,103 USD 0.12% (99.99%)
0.01 – 0.1 3794259 17.22% (28.2%) 121,916 BTC 1,022,712,353 USD 0.72% (99.86%)
0.1 – 1 1709525 7.76% (10.98%) 551,654 BTC 4,627,643,588 USD 3.26% (99.14%)
1 – 10 560532 2.54% (3.22%) 1,476,639 BTC 12,387,041,586 USD 8.73% (95.88%)
10 – 100 131812 0.6% (0.68%) 4,349,844 BTC 36,489,431,907 USD 25.72% (87.15%)
100 – 1,000 15747 0.07% (0.08%) 3,713,646 BTC 31,152,573,269 USD 21.96% (61.43%)
1,000 – 10,000 1523 0.01% (0.01%) 3,341,337 BTC 28,029,390,845 USD 19.76% (39.47%)
10,000 – 100,000 108 0% (0%) 2,901,179 BTC 24,337,045,628 USD 17.16% (19.71%)
100,000 – 1,000,000 3 0% (0%) 431,650 BTC 3,620,970,318 USD 2.55% (2.55%)

これは現在のビットコインの保有率を示した表です。(BitinfoCharts

これで見ると現在は99.14%のBTCを10.98%のアドレスが保有しているのがわかります。また、およそ4割のBTCをなんと0.01%のアドレスが保有。

今年の1月17日のデータを見つけたのでアドレス数を比較してみます。データはコインチョイスさんの「急落相場のビットコイン 大口アドレス推移観測」から。

Balance 20180117 20180517  増減
0 – 0.001 15270984 10812287 -4458697
0.001 – 0.01 5902186 5010053 -892133
0.01 – 0.1 4697008 3794259 -902749
0.1 – 1 1829534 1709525 -120009
1 – 10 551514 560532 9018
10 – 100 131927 131812 -115
100 – 1,000 15766 15747 -19
1,000 – 10,000 1500 1523 23
10,000 – 100,000 109 108 -1
100,000 – 1,000,000 3 3 0

1000枚以上の大口にはほとんど動きがなく、1枚未満の一般が離れていって結果的に大口に流れてきている状況が見えます。

1枚以上10枚未満の中規模のアドレスが9018増加していますが、BTCは約1.4万枚の増でした。10,000枚以上100,000枚未満のアドレスが1件減っているものの、16万枚増えており、やはり大口が増やしている傾向が見られます。

今後もこの状況が続く限りは大口の動向次第で価格は自由に操作できる状況にあるんじゃいないでしょうか。一般に上昇に期待が持てるような場面においては大口は売りやすいんじゃないかなと、今回のコンセンサス時の価格の動きを見ていると思えてきます。

もちろん、Microsoftが14日に公式ブログで自社の検索エンジンBingで仮想通貨広告を禁止するとの発表をしたことなどによるマイナス材料の影響も大きいとは思いますが。

今後各国での規制などの体制が整って、さらに多くの取引所が世界的にできてきて、より多くの一般投資家が増え、勢力図に変化が現れない限りは常に大口の動きを予測しない限り、厳しい状況が続きそうです。

今回はいい勉強になりました。

Hilow